ここに置いておきますね。

脳みそから取り出した駄文の書き置き

植物由来クズと、動物由来クズと、結婚。

イケメンの例えを出したいのに、最近の話題のイケメンが誰かすらわからなくなってしまったKakiokiです。(名前の字面でずっと声優だと思っていたら、俳優だったりしました)

母との何気ない会話で 「最近は女だけじゃなく、男もあざといのがモテるのかも知れない」という話になった。

キュルンキュルンした男の子がカメラの前で、あんなポーズこんなポーズをとる。上目づかいやら、ぷりん!とふて腐れたりする。そわそわぞわぞわ、見ているこちらが照れてしまう。

太宰治系クズや、芥川龍之介系クズがモテる時代は終わったのかなぁ〜」と私が言う。すると母は「いや今だってクズはモテる、クズはフェロモンがあるから」と。

そうなんだよね、クズって独特のフェロモンが出てるんだよ。そりゃもうムンワリ出ている。

ただね…と母は続ける。

「植物由来クズはフェロモンが出るけど、動物由来クズはただのクズ」

なんという金言でしょう。植物由来クズはフェロモンが出るけど、動物由来クズはただのクズ。思わず言葉を噛み締めちゃう。それも自分の母親から出るなんて。(どんな母親だよ)

植物由来クズと、動物由来クズはどう違うのか、考えてみる。

  • 植物由来クズ…生業(なりわい)怠惰系クズ、とにかく何もしたくない自発呼吸がギリ系クズ
  • 動物由来クズ…性欲モンスタークズにはじまり、私利私欲にまみれた損得勘定系クズ

ほう…なるほど。自分で書いておいて言うのもあれだけど、大変にわかりやすいぞ。

植物由来クズは、相思相愛ならひとまず問題ない。周りから見たら問題まみれだけどね。

愛のカタチは人それぞれ、多様性だよね、と、なんとかまとめられる。無理やり納得できる。

動物由来クズは、盲目的に愛することはできても、愛されることはなさそう。それはもう険しいぞ。

ハッピーエンドが見えない

映画やドラマで、自分の結婚が決まった男女が「もう自分は二度と恋愛ができないのか…」ってショック状態になるシーンがある。私の場合は、その逆だった。心底ホッとしたんだよね。「もう恋愛をしなくて済む!」って。

恋愛のハッピーな部分はもちろん楽しい。でも私がしんどさを感じるのは、恋愛が始まったり始まらなかったりする頃。

「そこが一番楽しいんじゃない!」という人もいるけれども。それはまことか。それはまことナリか?

駆け引きとかさ、メールやLINEの返信がなくてヤキモキしたりさ。(この人って私のことどう思ってんだろう)とかさ。空回りしてる自分が嫌になったりさ。別れももちろん嫌だけど、それよりもっと手前の「付き合えない場合」のしんどさを考えると、もうもうもうズィーンだよ。気持ちズズズズーン。

自分が結婚した際に、そういう一切から解放されたと思ったら、「ぅおおおおおお!」ってガッツポーズ取ったよね。それくらいヒャッホーだった。(なにその表現)

もうこれでクズ男に怯える必要はない。

クズ男は出会ってしまったら最後だからね。

あのフェロモンで確実に巻き取られる。

その自信がある。

私は自分でも意外な人と結婚した。夫はクセや突飛な部分が一切ない、どえらい真面目な人。好きなものは子供のころから変わらず、野球と将棋。YouTubeで料理動画を見ては、家で突然お菓子を作ったり、うどんを打ったり。過去にやった悪いことといえば、車で運転中、初めての道でテンパったら標識が見えずに違反切符切られたとか、そんな感じ。

フェロモンとは対極の生活だけど、毎日大変に落ち着いていている。私、日々「ありがてぇありがてぇ」拝みながら生きてるわ。