ここに置いておきますね。

脳みそから取り出した駄文の書き置き

不眠症の自分を80歳老女と仮定して労わる。

入籍した数か月後から発病し、そのまま長患いになり、現在に至るKakiokiです。結婚して来年の春には10年になるので、病歴もそんな感じ。ズバッというとうつ病なんだけど、物語(?)はそう単純じゃなく。

どうやらもともと発達障害があったらしいんですね。知ったのはここ1~2年、本当につい最近。その二次障害として、うつ病になったそうで。知ったときはショックより納得の方が大きくて、不思議とホッとしたんだよね。「いや~よかったよかった、どうにも生きづらいと思ったんですよね~」ってね、笑ってしまった。ここ周りはいつかもう少し詳しく書こうと思っているよ。

私はADHDなんだけど、注意力散漫というのか、とにかくいろんなことが気になる。感覚過敏がこれに該当するのかわからないけど、視覚と聴覚と触覚がちょっとの変化や違和感や、あとは不快感もキャッチしてしまう。すると何が起こるかというと、私の場合は不眠症になってしまったんだよね。(不眠症ADHDということではない)

新しいシーツにかえた日、虫が鳴く日、風が強い日、冷蔵庫のモーター音が気になる日、枕と頭の相性が悪い日などなど、ささいな違和感が気になって寝ることに集中できない。もう人からしたらイチャモンのレベル。ヤクザな感覚過敏。

毛布についているタグが突如として気に入らなくなったり、何かの電源の赤いランプが気になったり。そんな日は足がぞわぞわして落ち着かないし、腰の位置も決まらない。

ここ数年は不眠症の治療をしていて、投薬もあるけれど、結局は正しい生活リズムになるように自分が頑張るしかないわけで。でもほら、私は集中力がないから。寝るって集中力使うよね。

「おやすみ」と言ったら眠れる人っているでしょ?本当にうらやましい。私の「おやすみ」なんて99%ウソだから。「おやすみ(なんちゃって)」みたいな不誠実おやすみですよ。

ひどい時には2〜4時間睡眠の日が何日も続いて、出勤や夕飯の買い物なんかもするんだけど、ちょっと社会性があるだけのゾンビ。Suicaのチャージもできるし、レジで「ありがとう」も言えるけどゾンビ。なにもないところで転ぶし、「あ、車来てる」って思いながら道を横断しようとする。判断力がまったくなくて本当に危ない。

「人間、限界まできたら寝るのだから好きなだけ起きてたらいいわ」と思うのだけど、電池が切れて1~2時間気を失うだけ。睡眠とは言えない。4時間くらい眠れても、浅い眠りで睡眠中の記憶がある感じ。実際はそういう夢を見ているだけなのかもしれないけど、結局は脳が緊張しっぱなしだったということに変わりはない。疲れが取れない。

一番つらいのは眠いのに寝れないこと。まぶたも体力も限界なのに、脳が気を張っている感じ。元気で眠れないならやりたいことはいっぱいある。映画観たり、海外ドラマイッキ見したい。でも眠いのに寝れないから、思考はどんどんマイナスになるし、自信もなくなる。焦るばかり出て辛い。

そうそう、ADHDって多動ってよく聞くよね。医師に発達障害を指摘されるまでは、それって体の動きのことだとばかり思っていた。私は椅子に長く座れるし、ひとつどころにとどまれるし、そんなわけあるまいな?と思っていたんだけど、どうやら思考の多動もあるそうだ。確かに私の思考は止まることがない。って言うと、なんだ天才かとお思い?(うざい)しょうもないことを延々考えている場合もあるんだよ。それが私。自分でどうにもならないことを延々と。

そもそも自分が発達障害って知らなかったから、「人が当たり前にできて、なぜ自分にはできないのか」「どうしたら解決できるのか」みたいなことをずっと考えていた。(今もまだある、昔より減ったけど)それも結局は自責への一本道だから、そらうつ病にもなりますよ。ずっとそんな自分を、頑張りが足りない、大変がりの怠け者なのかもしれないと思っていたから。

今は一番ひどかった時期より少しいいけど、体力が全然ない。生活リズムがぐっちゃぐちゃだから、それって体を気軽に確実に蝕む。病歴が長い分、ちょっとやそっとじゃ回復しない。だから最近では自分を80歳老女の体力だと思って、意識的に労うようにしている。

80歳老女がPCやら仕事道具、総重量7キロのリュック背負って会社に行って偉いよ。家事もこなして、料理も作ってさ、超偉い。ネットで買い物して、スマホも使うしね、Wi-Fiの接続だって自分でやったんだよ。偉大。

さて、ぬか床でもかき混ぜるかねぇ。(雰囲気から入るタイプ)(憑依型女優)(黙れ)