ここに置いておきますね。

脳みそから取り出した駄文の書き置き

ラブコメは女の水戸黄門である。

Netflixで『ラブソングができるまで』を観たので、ちょいと感想など書きたい。
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出典:Netflix
10年くらい前に一度観て、すっごくキュンキュンしたのを覚えている。けど、今観てもさほどキュンキュンせず。
あれおかしいな。大人になりすぎた弊害だよぇ。
とは言え、コーラちゃん(ヘイリー・ベネット)がかわいい。本当めちゃくちゃかわいい。篠崎愛ちゃん的ベビーフェイス。
かわいい女の子って、本当にもう最高。しかもぺったんこなお腹とか見れて、腰振りダンスまでしてくれるの。(視点がおっさん)
途中までジェニファー・ローレンスだと思っててごめんね!ちなみにジェニファー・ローレンスちゃんも大好きだよ!(視点がおっさん)
ハンガーゲームは1だけ観ればいいよ!(突然の暴言)
この映画は、ストーリー的には王道ラブコメ
ドリュー・バリモアヒュー・グラントと言えば、ドラマ『水戸黄門』や『大岡越前』くらいの安心感がある。型があるから頭空っぽにして、素直にのめり込める。
ざっくりした物語はこうです。
ちょっと変な出会い方をする→一緒にひと仕事終えて急速に仲良くなる→運命かも?うふふそんなんじゃないわよ!うふふ→ガッカリ事件や、意見の食い違いが起こる→男からの不器用ながら愛しい「ごめんね」→熱烈キッス→ハッピーエンド
ネタバレしないで!と怒られればそれまでだけど、ちょっと待ってほしい。↑この展開を期待して観るのが、ラブコメってもんでしょう。
ブコメっていうのは、女性にとっての『水戸黄門』であり『大岡越前』なのですよ。
実は登場人物は全員死んでたとかさ。タイムスリップものだったとかさ。植物状態の主人公が夢に見た幻だったとかさ。そういうの、いらないんですよ。
ヒュー・グラントは、80年代に一世を風靡したバンドの元スターという役どころ。そのバンドのPVも劇中に出てくるんだけど、クオリティがめちゃくちゃ高い。「こんなんあったわーーーー!」感が絶妙。
 
もう最高。何度も見ちゃう。
落ちぶれて遊園地や同窓会での興行に勤しむヒュー・グラントの、絶妙に貧弱な腰付きもまたいい。
ラブ・アクチュアリー』の大統領役の時のダンスも、あれもホント良かったなぁ。(最近なにかの記事で「あのダンスは思い出したくもない」とヒュー・グラントが言っててウケた)(ダサいダンスにはダサいダンスの良さがあるよ、と言いたい)
『ラブソングができるまで』、この映画は、このPVのための映画だと思うよ。ストーリーはうん、超水戸黄門。ああ来たらこう返す、の型の応酬だね。
それが観たくて観るんだい!