Audibleはエッセイを選ぶと満喫できるけど高い…
Amazonの「聴く」読書、Audible(オーディブル)を無料体験中のKakiokiです。
今回のキャンペーンは2021年10月11日まで。
無料体験終了後は月額1,500円。いつでも退会できます。
実は以前も無料体験を1か月だけ試したことがあるけれど、1か月を待たずして「ん~別にいいかな」とやめてしまったんだよね。
その時に選んだのが、自己啓発本ではないのだけれど、科学的根拠に基づいた「人間のクセを攻略して頑張ろうぜ!」な本。なぜそれを選んだのかと言うと、小説は文字で読みたいし、学術本は紙で持っていたいし、じゃあこんな感じの本かね?と決めたんだよね。
通勤時間や、家事の最中に聞いてみたけれど、これが結構ストレスだった。ドラマ『ビカミング・ア・ゴッド』のテープを聞かされているようだったよ。マルチ商法の創始者が会員に聞かせる、ありがた~い説法のあのテープね。(シーズン1で打ち切りって本当かい?)
Audibleは1冊目に何を選ぶかが大事なんだと思う。
今回はジェーン・スー著の『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』にしてみたよ。
本でも持っているんだけど、一度読んだからこその気軽さがあるなと。
Audible挫折組でありながら、Amazonさんから「もう一回試してみないかい?」と太っ腹な提案をいただいた身。ヘンに得しようとせず、確実に楽しめる方法を探そうとね、思ったわけですよ。実際これが大当たり。
ジェーン・スーはポッドキャストをたまに聴いている。Audibleの読み手はジェーン・スー本人ではないのだけれど(中村悦子氏というプロのナレーター)、耳に流れる文体に聞き覚えがあるものだと、素直に受け入れられる。
Audibleでエッセイ、いい。超おすすめ。
ラジオ感覚で聴けるからね。聴き流してもいいんだよ。だって何度も聞けるからね。
そしてAudibleの素晴らしさはなんといっても体が空くこと。
動画を流せば、何かをしながらでもついつい画面を目で追ってしまう。本を読めば、その間なにもできないしな…と結局、先延ばしてしまう。大してやることなんてないのに、読書のハードルが妙に上がっているんだよね。そしてスマホやタブレットのブルーライトは、最近やたら疲れる。でも触っちゃう。もう嫌だと思いつつ、”スマホ 疲れる”をスマホで検索してるんだ。超シュールだし、超バカ。
それが、Audibleを流しておくと、体が自由。驚くほど、そして悲しいほど。可動域が広がる。体も、家の中も、縦横無尽。あ~そうだ、ラジオってこういうのが良かったんだよねって思い出す。
これを読書体験と呼べるのかはわからない。けれど家事の最中だと、頭をからっぽに手だけ動かして精神がニルヴァーナ状態になっていることがある。そんな時、一歩間違えるとヘンに思い出さんぽに出かけてしまって、自分を傷つけてしまうことがある。思い出さんぽによる自損事故。だから今までは動画を流して気を紛らわせていたんだけど。それがAudibleのおかげで、ちょっといい時間になる。本を聴きながら思い出さんぽに出かけようとも、センテンスが変わればそちらに気がそれて軌道修正をしてくれる。
ただ正直に言うと、無料体験を終えた後も、継続するかといったら…んんん。だって月額1,500円だからねぇ。毎月一冊無料にはなるけれど、二冊目は割引料金ながら買うことになる。聴き放題なわけじゃないんだよ~。ただ救済措置(?)として、本の返品(いうか交換)ができる、らしい。
私がこの『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』を読み終わったら、それを返品すれば、違う本をまた無料でダウンロードできる、って感じなんだと思う。やったことないから、詳細はググっていただきたい。(そして教えてほしい)
ひとまず!退会しても、ダウンロードしたデータは手元に残るから、気軽に無料体験楽しんだらいいと思う!おかげで私の手元には、前回の無料体験分と合わせて2冊のオーディオブックデータがあるよ。
取り扱い冊数は正直少ない。厚い本なら再生時間14時間モノとかあるし、収録時間だけ見ても相当にかかるんだろうね。そんなだからあるといいな、は、あんまりない。かゆいところには手が届かない。けれど、その分”Amazonが絶対回収できる自信があるベストセラー本しかない”っていうのもポイント。
これだけ語っておいて、まだ継続するか悩むけれども。だって月額1,500円だからねぇ。(2回目) 配信側の手間暇やら、サービス内容的にはその価値はあると思う。
ただねぇ月額1,500円だからねぇ。(3回目)